(旧blog)授乳クッションの思わぬ効果

過去のブログより:2010-02-04 10:03:20

私のブログ Takaki’s Clipper より転載

私のように不随意運動のある方への対応で参考になればと思います。
一応、原文のまま・・・

 数年前から、パソコンの入力の姿勢をもっと楽にできるようにならないかと、ずっと考えていた。
座椅子を購入してそれに座ってやってみたりもしたが、どれもしっくり来なかった。
腰や足が楽になれば、肝心の入力がしにくくなり、仕事の能率ががたっと落ちる。だから、いつの間にかいつもの姿勢に戻ってしまう。
そうすると、腰などに負担が来てしまい、あまり長時間はできないことになってしまう。20年前はどんなに長時間でも大丈夫だったのに、年のせいもあるのかも?とちょっと諦め気味だった。
しかし、昨年暮れにそういうことを言っていられない事態になった。2度も、腰を痛めて動けなくなったからだ。原因はPCではないのかも知れないが、それでもPCの姿勢もこのままでは良くない。少しでも長くこの仕事を続けられるようにするためにも、何とかしなくては・・・と、腰が痛くて動けないときに、いろいろと本気で考えた。
そして、ふと見つけたのが、優輝が赤ん坊の時に使っていた授乳用のクッション。我が家では通称おっぱいクッションと呼んでいる。

優輝がはいはいできるようになると、おっぱいを飲みたいときは、自分でそのクッションを引きずってきて、ママに飲ませろとせがんで、笑いを誘ったものだ。
私も優輝が2ヶ月ぐらいまでの頃は抱くのが怖かったため、そのクッションを腹にはめて、その上に優輝を載せて、よくあやしていた。そうすると膝歩きもできて本当に重宝した。優輝もその上でよく眠りについてくれたものだ。

そのクッションをpcのキーボードを打つときに使ってらどうだろうかと思った。
それまでは、キーボードを床において、腕を太ももに押さえつけて固定して入力していた。
その太ももの上にクッションをおけば、その分、高くなり、姿勢も良くなるのではないかと思ったわけだ。
そして、腰が良くなって、さっそくそれを試してみた。
腰のために、2つ折りにした座布団の上に座り、キーボードも20cm程の台の上に載せて、そして太ももの上には、「おっぱいクッション」。
それで、いざ、入力してみると、これが実に都合が良い。腕もこれまでとは違って、体から離して、クッションに押さえつけて固定でき、それまでよりも良い姿勢でキーボードが打てる。それが、なぜかこれまで以上に早く打てるのだ。ミスタイプも少ないし。
さらに、腰もこれまでより俄然、楽で長時間座っていたも辛くない。これは、本物かも知れない?なぜ、もっと早く思いつかなかったのかとちょっと後悔している。
調子に乗ってあまり長時間にならないようにしなくてはいけないが・・・・。

優輝が生まれた間もない幸せいっぱいの時に、買ってきて、いっぱい活躍してくれたクッションだが、優輝が大きくなって、もう用なしだなと、思っていたときに、思わぬ復活。なんかうれしい・・。まだまだ、この「おっぱいクッション」に頑張ってもらわなくては・・・

(旧blog)ITパラリンピック

過去のブログより:2010-03-23 13:52:18

私のブログ「Takaki’s Clipper」より

昨日、東京でITパラリンピックという催しがあった。
前から聞いていて、インターネットでライブ中継があると聞いていたので昨日はパソコンの前に家族全部で座って見ていた。

ITパラリンピックというのは、競技ではなく、伝の心やオペナビと言った意思伝達装置をいかに使いこなしているかを、障害のある方本人が実際に操作したりして紹介するというものだった。実は昨日まで私もどういうものか知らなかった。
この大会はもう何回かあっているみたいだ。
そして、昨日は初めて、HeartyLadderも発表された。
紹介してくださったのは、開発者公認の「HeartyLadder」日本支社宣伝部東京支部長、石川さん。スキャンモードを使って、WINDOWS操作を使いこなして、おられる方だ。おそらく、私の知る限りでは日本一のHeartyLadderの使い手だ。
昨日は残念ながら、体調が悪く、実演はおできにならなかった。たぶん、体調と言うより、スイッチを押す環境が整っていなかったからだと思うが・・・こういうソフトを使われる方は、ミリ単位の位置の調整が必要なことが多いそうだ。
また次回の出場に意欲満々のようなので、そのすばらしい操作の様子を見られることを楽しみにしている。

昨日はそのライブをパソコンで見ながら、ほんとうにうれしかった。四人ぐらいの方が実演をされたのだが、オペナビやワンキーマウス(だったかな)を使ってどの方もほんのわずかにうごくところを使って、一文字一文字、時間をかけて入力されていた。それは本当に大切なコミュニケーションの手段だ。入力の様子は言葉を紡いでいるというように感じる。そしてその一端を私たちが作ったHeartyLadderも担うことができていると言うことが、実感した。

昨日はとくにラブレターモードの事も紹介してもらえた。この機能はHeartyLadderを使った最初につけたもので、誰かが来たときに、書いている文面をぱっと隠せるというものだ、ラブレターとか見られたくないものを書くこともあるかな?と思って・・・。その機能を女性のスタッフの方に気に入っている機能として紹介してもらえたことも、とてもうれしかった。

まだまだ、このソフトには搭載したい機能が頭の中で渦巻いている。これからも、大切な自分の気持ちを伝えるために手段として利用してくださっている方のために、開発を頑張らなければと、ライブを見ながら思っていた。

(旧blog)レッツチャット開発継続決定!

過去のブログより:2010-05-01 15:13:14

先日,レッツチャットを開発・販売しているファンコム株式会社の解散が決まり,意思伝達装置事業を終了するとのアナウンスがありました.

しかし,ファンコム社長の松尾さんの努力が報われ,パナソニック本社でのレッツチャット後継機開発が決定したそうです.

現行のレッツチャットについては在庫のみで販売終了とのことですので,
新製品が販売されることを待ちたいと思います!!

(旧blog)リハビリ学校の講義で,ハーティーラダーの紹介

過去のブログより:2011-08-01 23:56:48

先日数回に分けて,リハビリテーションの養成校にて,講義に行ってきました!
内容は,神経・筋疾患に関する作業療法に関することです.

私は,講義に伺う時にはノートパソコンを持参するのですが,
当然「ハーティーラダー」もインストールされています.

講義に行ったある日の休み時間の事です.
ある学生さんが,「ハーティーラダーって良く使われるんですか?」と話しかけてくださいました 😮 」
私のノートPCのディスクトップ上にあったハーティーラダーのアイコンに気が付かれたようです.

よくよく話を伺うと,学校の自由レポートでハーティーラダーについて書かれたとのこと!
でも,実際に患者さんが使う場面を見たことがないから興味があるとのことでした.

ハーティーラダーの知名度も着々と上がっていますね!

その次の講義では,ハーティーラダーを含めたコミュニケーション支援の授業を予定より長めに組み込んできました 🙂
少しでも,学生さんにコミュニケーション支援について興味を持って頂けると幸いです.

(旧blog)入力スイッチの選定時に気をつけて頂きたいこと

過去のブログより:2011-08-05 20:29:52

コミケンデータ集にも書いたのことですが、より多くの方に知っていただきたいので、ブログにも転載します。

「入力スイッチの選定時に気をつけて頂きたいこと」

手足が不自由になった方の、意思伝達装置用の入力スイッチの選定をするときに気をつけて頂きたいことがあります。

それは、本人やご家族さんなどが言われる、「どこも動かせません」という言葉を信じないでほしいと言うことです。

確かに、バンザイをしたり歩いたり出来ない方だと、一見すると「手足を動かせない」と判断してしまいそうになります。

しかし、手足の位置を少し調整したり、座る姿勢を変えたりするだけでも、指先や足が動かせることがよくあります。

また、指や足が動かなくても、首が動かせたり、瞬きが出来る人はいっぱいいらっしゃいます。

今は色々な入力スイッチがありますので、1cmでも指先が動かせれは意思伝達装置を使うことが出来ます。
額のシワや瞬きでも使うことが出来ます。

ほんの少し、体のどこかが動けば良いのです。
「どこか少しは動かせる」方はいっぱいいらっしゃいます。

この記事を読んでいただけた方は、
相手の方のいわれる「どこも動かせません」の言葉を信じずに、
どこか「少しでも動かせるところ」を探してみてください。

植田

(旧blog)嬉しい誤算

過去のブログより:2011-08-07 09:51:46

先月、HeartyLadderの新バージョンを公開した。Version9だ。
目玉はHeartyLadderが異常で止まっても利用者さん自ら再起動させられるというものだ。今年のお正月に利用者さんが頻繁にエラーが出て困っておられるのを知って何とかしなくてはと思い、開発した。今ではこの機能を使っている人たちから好評という感想を頂いている。
が、私にしてはそれだけエラーが多いと言うことで、ちょっと複雑な心境だ。
ま、そんなエラーをカバーできるsystemということでよしとしよう。

ところで、先月、バージョンアップしたのにはもう一つ理由がある。
これもエラーの報告があったためだが、それはメールを送ったときにエラーが出るというものだった。さっぱり原因がわからず、最後の手段でリモートでその方のパソコンにはいって調べさせてもらった。その結果やっと判明したのが、メール数だった。これまでmaxを5000にしていた。
開発当初、そんなにたくさんのメールはされないだろうと思い暫定的に決めておいたマックスだった。ところが、その数を超えるメール数の方が出てきたのだ。こまめに削除していればいいのだが・・・ほかにもきっと同じような方がいると思い、慌てて、maxを10倍の50000に引き上げ、公開した。
HeartyLadderのちゃちな(フォルダ分けもできないし)メーラー機能でそんなにたくさんのメールのやりとりをしてくださっていると思うと、すごく嬉しく思う。
これから、もうちょっとメーラーも充実させる必要がありそうだ。

(旧blog)AgainClicker

過去のブログより:2010-09-09 16:37:04

私のブログ「Takaki’s Clipper」より転載
 10年ぶりにフリーソフトAgainClickerを公開した。
今まで、HeartyLadderなどの改良に時間がとられて新作なんて手につけられなかったのだが、キーボードマウスを利用するようになり、その操作がまどろっこしくて、もっと簡単に素早くクリックできないかと考えて作ったのがこれだ。実は、これは数年前からHeartyLadderに搭載させようとずっとアイデアを温めていた。
それがまさか自分のために作ることになるなんて・・・
それで数週間前から実際に使っているのだが、なかなか都合が良い。なぜもっとはやく作らなかったのかと思っているところだ。

機能は、マウスでクリックしたところを覚えておいて、また同じところをクリックしたいときは、自分で決めたキーをまず押し、そのとき表示される位置のアルファベットを押せばそこがクリックされるというもの。キーボードで作業をしていて、ちょっとクリックするのに、マウスに持ち替えずにすむというものだ
万人受けするものではないかも知れないが、マウスが苦手で私のような人もおられるだろうと思い、公開することにした。

もちろん、近いうちにHeartyLadderを連動させる予定だ。これでHeartyLadderももっと快適になればと思う。

http://takaki.la.coocan.jp/

(旧blog)アクセスカウンタ

過去のブログより:2011-08-11 10:23:57

アクセスカウンタを新設した。
最近、ここのサイトのアクセス数が多くなっているので、みんなも見られると活動の励みにもなるかなと思って。

面白いのは「小池徹平」を検索して飛んできている人が結構おられるということ。
昨日の定例会で会長にそのことを伝えたら、顔を真っ赤にして照れ笑いしておられたのがおかしかった。

さて、これからコミケンフォーラムに向けて、頻繁に更新する予定。たくさんアクセスがあれば嬉しいです。

(旧blog)HeartyLadderを初めて自分のために使った

過去のブログより:2010-10-08 18:24:26

 ある検討会の委員に選ばれてしまった。ちゃんとした意見を言えるのかずいぶん悩んだが学生時代の恩師に頼まれて引き受けてしまった。

昨日がその3回目の委員会。

第1回目の時、口頭で意見を言ったが、言語障害があるためうまく伝えることができなかった。

それで、どうしようかと考えて、パソコンに発言内容を打ち込んで音声合成で発言することにした。でも、事前に打ち込んだ文章をそのまま読み上げさせるのはちょっと怖い。他の人の意見を否定するようなことになっては大変だ。

それだからといって、委員会の場でキーボードを打つのはちょっと気が引ける。私の場合、床に座らないといけないから、敷物も準備しないといけないし、大げさになってしまうから・・。

そこで、自分で作ったHeartyLadderを使うことにした。9分割モードを使えばキーボードと同程度のスピードで文字を入力できるし、それなら椅子に座ったままでも入力できそうだったから・・・

ただ、私が持っている9ボタンのスイッチは大きく、押したときの音もうるさくて、ああいう場では使えそうにない。

そこで北九州で出会ったH先生がもっとコンパクトなものを作っておられたのを思いだして貸していただいた。

送ってきたものを見ると、思っていた以上に頑丈な造りで感動した。だいぶこれを作るのに、時間も労力もかかっただろう。

それから2日間、9ボタンの操作をマスタするために猛特訓。おかげで普通のキーボードに近いスピードで入力できるようになった。

そして昨日の委員会でまさにそれが役に立つことになった。私の準備した発言が前の人の発言に引っかかりそうだったから、その場で、その9ボタンを使って少し修正。おかげで無事、私の意見を述べることができた。

考えてみればHeartyLadderを自分のために利用したのはこれが初めてだと思う。それも猛特訓して、本気で。

本気でこうやって使ってみると、まだまだ作りが甘いところが見えてきた。入力した文字を読み上げる機能がそれだ。現状のものはワンテンポ送れて読み上げる。これだと、続けて入力するのはちょっと厳しい。昨日もその機能をオフにして使ったくらいだ。これからそこを修正しなくてはと思っている。

それにしてもこのスイッチには、使いやすくてすごく感動している。誰かに作ってもらおうかと、マジで考え中・・・。

次回の定例会の時に皆さんに見ていただくために持っていこうかと思っています。

(旧blog)MyVoice

過去のブログより:2011-08-16 16:09:50

今日、ようやく_myVoiceというHeartyLadderのサブプログラムを正式に公開しました。
これは、自分の声でHeartyLadderで書いた文章を読み上げさせるものです。
実はこのプログラムは5年くらい前から非公開で使ってもらっていました。
ただ、これを使うには音声のサンプリングから加工と非常に多くの作業が必要なため、正式公開はやめていました。
でも東京の方ではOTのH先生が精力的にサポートしてくださっているおかげで何人もの方に使っていただいて、私にも喜びの声がいくつも届いていました。

そして、今月、ながさきで第1号の方のMyVoiceの準備が内野さんのおかげで完了しました。と同時にデータの加工のためのマニュアルを作ってくださったので、これを機会に公開することにしました。内野さん、本当にありがとうございました。内野さんのマニュアルはダウンロードのコーナーに載せています。

このプログラムは私の技量不足でアクセント処理は全然できていませんが、ここ数ヶ月の改良ですごく聞き取りやすくなりました。そして利用された方からは想像以上の喜びの声を頂いています。患者様にとっては辛いことですが、是非、声を失う前に、サンプリングをしておいて、このソフトをお役立ていただければと思います。