(旧blog)東京報告

過去のブログより:2012-11-06 15:50:33

11月2日からHeartyLadder大会jに出席するために2泊3日で、パソボラの活動を一緒にしているLさんと東京に行ってきた。
HeartyLadder大会はICT救助隊の方がいつもやっておられる難病コミュニケーション支援講座の1日をまるまるHeartyLadderにしてくださったもの。その中には1時間、私の講演の時間もつくってくださった。

1日目。
羽田には本間先生、今井さん、仁科さんの3人が迎えに来て下さっていた。本間先生が迎えに来て下さるとは聞いていたが、3人できて下さっていて、感激した。
羽田空港からまずぱじーらさんの家にいった。本当は3日に会場に来て下さるはずだったが、体調不調のため行けなくなったという連絡があり、それなら家まで会いに行こうと、本間先生が言って下さり、ぱじーらさんに会えることになった。
超渋滞に遭い、3時間近くかかってぱじーらさん宅に到着。ぱじーらさんは終始笑顔で迎えてくれた。ぱじーらさんというのはHeartyLadderの恩人のような人。一番、HeartyLadderを使いこなしている人でもあり、また、一番テストして下さっている人でもある。HeartyLadderが今の安定性を保てるようになったのも、ぱじーらさんのおかげだ。本当に感謝している。本当はHeartyLadderを使って、いろいろお話ししたかったが、到着が遅くなり、ゆっくりできなかったため、それはかなわなかった。でも私が話すと、目で返事をして下さって、それが、なんか無性に嬉しかった。

ぱじーらさんの家を後にして、今度はICT救助隊の事務所に行った。そしてそこでできつつある視線入力を見せてもらった。まずは、決めた方を見るとスイッチが入る1ボタン入力。今井さんがテスターになって下さって、実際にやってみられると、結構、順調に文字を入れられた。嬉しかった。
次に9分割。これは苦戦中と伺っていたが、開発者自身が試されるとすごい精度で文字が入っていく。1文字入れるのに2秒か3秒。これって信じられない位の速さだ。もし、これが誰でもが利用できるほどの精度になれば、どれだけの人が喜んでくれるだろうか・・・そう思うと、わくわくした。

そして、その日、ホテルにチェックインしたのが深夜の2時だった。

2日目。
朝9時に会場である首都大学東京の秋葉原サテライトキャンパスに入った。
大会は10時からスタート。まずは、仁科さんによるHeartyLadderの説明と体験。Windows操作まで一気に説明して下さって。うしろの席から、受講者の人たちがHeartyLadderを使って下さっているのを見ていた。その受講生達の傍らには、いつも長崎や北九州でのデモンストレーションの時と同じように、パソボラメンバーのLさんとK先生が、ついて説明して下さっていて、とても嬉しかった。

11時過ぎから、いよいよ私の講演。今回は、マイボイスと雄弁家を組み合わせて準備していった。それをただ実行すれば、講演は問題なく終わったのだが、その前に、一言、自分の声で挨拶したのが失敗だった。「今日は、HeartyLadderのために集まって下さって・・」と言ったところで、「ああ、こんなにHeartyLadderのために集まって下さった」と思ってしまって、もう感極まって、泣き出しそうになってしまった。あれも言おう、これも言おうと思っていたのに、それどころではなくなって「では、聞いて下さい」でスタート。パソコンにしゃべらせている間も、最後の自分のパートがうまくしゃべれるかどうか、すごく不安だった。で、最後、自分の声でお礼を言おうと準備していた部分。案の定、だめだった。中程当たりの、「胸がいっぱい」というフレーズ。話せなくなるとしたらここかな?と思っていたのに、とんでもない。最初からもううまく読める状態ではなかった。いつもは、みんなにわかるように、ゆっくり、はっきりと言うようにしているのに、このときはそれどころではなく、とにかく泣かないように、声に出して読む。そのことを必死でやって、何とか終了。たぶん、画面がなかったらなんて言ったかわからなかったと思う。こんなことになる位なら、マイボイスで終われば良かったと思った。

それから、終わるまでは、もう涙腺ゆるゆるのぼろぼろ状態。何人も、車いすの方が来て下さって、その方々と話していると、涙がこみ上げてくる。なかでも、私と同じ脳性麻痺と思う、若い女の子が不調だというパソコンを持ってきてくれた。話を聞いたら頭でボタンをクリックしてHeartyLadderを使ってくれているそうだ。HeartyLadderでワードやエクセルを起動するとフリーズするという。そこで試してみたら、たしかに・・。でも、原因がわからず、預かって帰ることにした。そのあと、しばらく、日常、HeartyLadderを使っていることなどをお母さんから、聞いていたら、時々、その彼女も、涙をこぼしながら障害のある言葉で必死で話してくれる。その頬を伝う涙を見たら、もうこっちもたまらなくなった。
パソコンの方は、一緒に行ってくれていたLさんが、その後、別室で、原因を調べて下さって、一応解決。さすが、メカニック担当のLさん。心強かった!

そのすぐ後に、あの大石さんとの対面。きっともっと感動してどうなるかと、心配していたが、大石さんの文字盤での第一声が、「初めてじゃないみたい」で、ちょっと肩すかし。私もメールもしていたし、テレビでも見ていたし、夢にも出てきてくれていたので、初めての気分はしなかった。「僕も同じ・・」と言って、これが最初の挨拶。大石さんは左目のウインクで返事をしてくれた。若い女の子のウインクはやっぱりいいものだ。なんて、ちょっと思う余裕があったのはここまで。その後、おみやげを渡して、今の入力の様子を伺うと、先生から伺っていたとおり、今は入力できないそうだ。それで文字盤で「また、HeartyLadderを使うようになりたい」と言ってくれた。大石さんを見ると、ウインクしてくれた目にいっぱい涙がたまり、それがあふれていた。それをみたら、もうさっきと同様、たまらなくなった。そんな状況なのに、間髪入れずに、取材のカメラとマイクがこっちに向けられた。正直、もうどうしようと思った。でも、何とか、「私ももう一度HeartyLadderを使ってもらいたい」とやっとの思いで答えた。たぶん、涙声だったと思う。それから先は、もう胸の中がぐちゃぐちゃであまり覚えていない。でも、嬉しさはいっぱい残っている。
ただ最後に視線入力を作って下さっているイケメンプログラマーのnさんに「私にはできないので、大石さんが使えるようになることを託します」と言ったことを覚えている。

午後からのHeartyLadderの機能説明は本間先生が担当して下さり、ワンボタンだけだったが、環境設定をこれでもかと言うほど、隅から隅までやって下さった。中には私自身も忘れている機能もあって、利用者さんからの要望の積み重ねでできてきたソフトだが、その機能の豊富さを改めて知って、自分でも驚いた。

夜は寿司屋で懇親会。大阪でマイボイスを作って下さっているA先生と、本間先生、本間先生の右腕の女性の方、そしてLさんとずっとマイボイス談義して、楽しかった。

3日目
 秋葉原の街をちょっと散策。記念にwebカメラを買おうと安いところを聞いていったのに、わからず結局入ったのが佐世保にもあるY電器。
その後私のリクエストで深川に行き、地図を作った伊能忠敬の銅像の前で銅像を見ながら(お店が予約でいっぱいだったため外で)深川丼を食べて、飛行場へ・・・。
深川丼のせいで、飛行場に行くのが遅くなり、間に合うかどうか冷や冷やした。本当はおみやげもゆっくり選びたかったのに、それもできずに、飛行機に搭乗・・・

東京の会場には、HeartyLadder以外に、TextClipperのパワーユーザーのMさんやさんさめで知り合って14年来のメル友のHさんも来て下さって、本当に嬉しかった。

HeartyLadder大会は私にとって最高のものでした。HeartyLadderをすごく大切に、大切に使って下さっていることが伝わってきたのが、何よりも嬉しかったです。そしてそういうソフトを作らせてもらっていることを幸せに思います。

一緒に東京までいって下さったLさん、K先生、そしてずっと案内して下さった本間先生、そしてHeartyLadder対価jを開いて下さった今井さんと仁科さん、そして会場に足を運んで下さったみなさん、本当にありがとうございました。

(旧blog)東京でHeartyLadder大会

過去のブログより:2012-10-19 09:43:59

11月3日にNEC難病コミュニケーション支援講座の丸1日を使ってHeartyLadder大会を開催していただくことになりました。
以前から、話があっていたのが、やっと実現。
自分たちで作ったソフトウェアの大会を開いてもらえるなんて、まるで夢みたいです。たくさんユーザーさんはサポートして下さっている方々が集まって下されば嬉しいです。
もちろん、私も行ってきます。本当は、HeartyLadderを一緒に作った人やサポートして下さっている人、応援して下さっている仲間の人たちみんなで上京できたら、どんなに嬉しいかと思っているのですが、みんな仕事などの都合があり、それは無理で、今回は長崎からはメカニック担当のLさんと、コミケンメンバーのKさん、愛知からK先生の4人で行くことになっています。
東京では1時間の講演をさせていただく予定で、いま、原稿作りの真っ最中。
また、前からできたらいいなぁと思っていた視線入力で9分割も披露できそうです。これを想定して9分割を作ったので、すごく楽しみです。

11月3日。お近くの方は、是非、いらして下さい。

スケジュールです。

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NEC難病コミュニケーション支援講座@秋葉原

日時:2012年11月3日(土)、4日(日) 10:00~16:30
会場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
   東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階(1202室)
   JR「秋葉原駅」電気街口改札出て右 徒歩約1分
主催:NPO法人ICT救助隊
共催:首都大学東京(健康福祉学部)
協賛:NEC CSR・環境推進本部
受講料:2日間とも参加1,000円 1日のみ参加500円
    スイッチ製作講座に参加される方は別途材料費1,000円
    受講を希望される方は info@rescue-ict.com までお願いいたします。

11/3(土) HeartyLadder Ver.10のすべて
10:00 HeartyLadder体験
11:00 吉村隆樹さん講演
    HeartyLadderへの思いと開発秘話
12:00 昼食
13:00 HeartyLadderの最新機能
    マイボイス、視線入力などの最新機能の紹介
14:45 HeartyLadderユーザーによるデモンストレーション
15:30 座談会
16:30 終了
16:40 スイッチ製作講座(希望者のみ材料費1,000円)
17:30 終了

11/4(日) コミュニケーション支援について
10:00 透明文字盤体験(ICT救助隊 仁科恵美子)
11:00 伝の心とオペレートナビ(ICT救助隊 今井啓二)
12:00 昼食
12:45 伝の心とオペレートナビ(ICT救助隊 今井啓二)
14:00 スイッチ適合(川村義肢 日向野和夫氏)
16:00 神経難病のコミュニケーションについて(ALS協会東京都支部山本摂氏)
16:30 終了

スケジュールは都合により変更になる場合がございます。
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(旧blog)10回目のコミケンフォーラム

過去のブログより:2012-09-17 11:57:59

昨日、無事、10回目のコミケンフォーラムが行われた。今年も病院、学校など、色んな方面の方々に来てもらえて大成功だったと思う。
山元先生の特別講演もとても良かった。一人一人の生徒さんに誠心誠意向き合うことの大切さ、これは私たちの活動にも通じるものだと思う。
山元先生の講演を聴いたのは初めてだったが、ブログとはまた違って、ユーモアのある講演に思わず笑わされてしまった。

一方、HeartyLadderもマイボイスを聞いてもらったり、9ボタンの紹介をしたり、
多くの人に知ってもらえたと思う。発表に参加してくれた峰先生と小川さん、ありがとうございました。
近いうちにマイボイスも公開する予定でさらに忙しくなりそうだ。

フォーラムのたびに思うのは、コミケンの人たちと一緒に準備から参加させても来、終わったときの、すごい達成感を一緒に味わうことができて、本当に幸せだなということ。一緒に宿泊してくれたLさんやKさんにも本当に感謝している。
コミケンの皆さんも本当にありがとうございました。

ところで、1つ残念だったのが、ブースが忙しくてWiiのゲームができなかったこと。密かに楽しみにしていたのに・・。優輝はしっかりやってきたみたいだ。
その代わり、受付開始前に足こぎ車いすに試乗させてもらった。予想以上にペダルを漕ぐことができて本当に楽しかった。日常生活ではちょっと無理だが、スポーツ施設かどこかにおいてリハビリやダイエットのために継続的に乗りたいなぁとマジで思う。
その時の様子をビデオで後ってもらったので、載せておきます。漕ぐので一生懸命だったので、気がつかなかったが、結構、私をネタに話が弾んでいたようだ!